投稿日: Jul 25, 2019
AWS IoT Events の使用時、AWS Lambda 関数を呼び出し、Amazon Simple Queue Service (SQS) キューまたは Amazon Kinesis Data Firehose 配信ストリームにメッセージをパブリッシュし、IoT Events にメッセージを再パブリッシュするためのアクションを定義するオプションを利用できるようになりました。これまでは、SNS と MQTT にメッセージをパブリッシュするためのアクションのみを定義できました。これらの拡張されたアクションにより、モニタリングアプリケーションを簡単に構築できます。モニタリングアプリケーションでは IoT Events で作成されたメッセージの処理用のより多くのオプションを利用できるため、デバイスの状態をすばやく理解できます。
メッセージペイロードを使用して特定の Lambda 関数を呼び出すための Lambda アクションを定義できます。Lambda 関数では入力パラメータとしてメッセージペイロードを受け取り、メッセージ内の情報をさらに処理できます。同様に、他のサービスから読み取り可能な SQS キューにメッセージペイロードを送信する SQS アクションも定義できます。Firehose 配信ストリームにメッセージペイロードを送信して、リアルタイムダッシュボードなどのアプリケーションでアラートを表示できます。さらに、アクションとして IoT Events を定義することで、別の探知器モデルへの入力としてメッセージペイロードを送信します。これは、複雑な探知器モデルを簡素化して単純な探知モデルの階層を作成するのに役立ちます。
これらの新しいアクションは、AWS IoT Events を利用できるすべてのリージョンで利用可能です。利用を開始するには、IoT Events コンソールを開き、探知器モデルの状態を選択します。状態にイベントを追加して、利用可能なアクションのリストからアクションを選択します。