投稿日: Sep 24, 2019

AWS DataSync を使用すると、データを Amazon S3 ストレージクラスに直接転送し、既存のファイルまたはオブジェクトの上書きを制御し、追加のデータ検証チェックを設定できます。

DataSync は、データのコピーを自動化および加速化できるオンラインデータ転送サービスです。これは、Network File System (NFS)、Server Message Block (SMB) ファイルサーバー、Amazon S3 バケット、Amazon Elastic File System (Amazon EFS) ファイルシステムなどの間で行うことができます。これらの新しいオプションは連携してコストを管理し、アクティブデータの移行、分析と処理向けの転送、アーカイブ化またはビジネス継続性のためのレプリケーションの際の DataSync の使用が簡素化されます。

DataSync では、すべての S3 ストレージクラスにデータを直接転送できます。ゼロデイライフサイクルポリシーを管理する必要はありません。 転送ごとに、最も費用対効果が高くニーズに合った S3 ストレージクラスを選択できます。DataSync は、送信先のファイルシステムまたはバケット内の既存のファイルやオブジェクトを検出します。既存のデータを上書きしないように DataSync を構成することにより、誤ってデータを変更、損失してしまうのを防ぐことができます。DataSync は、送信先へのデータの転送および書き込み中に常にデータ整合性チェックを実行します。これからは、データが保存されたあと、データセット全体または DataSync が転送したファイルやオブジェクトに対して、追加の検証チェックを構成できます。

これらの新しいオプションは、DataSync が利用可能なすべてのリージョンで AWS コンソールまたは CLI を介して使用できます。詳細については、DataSync ユーザーガイドおよびウェブサイトをご覧ください。また、DataSync コンソールから使用を開始できます。