投稿日: Oct 14, 2019
リージョン間でより高速にスナップショットをコピーできるように Amazon Redshift のパフォーマンスが強化され、お客様はより厳しい目標復旧時間 (RTO) と目標復旧ポイント (RPO) の災害復旧 (DR) ポリシーに対応できるようになりました。リージョン間でのスナップショットコピーのパフォーマンスは、今年の初めに達成された速度と比べると桁違いに速く、最大 40,000 MB/秒の転送速度が確認されています。
Amazon Redshift ではローカルおよびリモートの両リージョンでデータをセキュアにバックアップする複数の機能が提供されています。S3 のスナップショットは、アクティブなクラスター上に 8 時間ごとに、またはノードあたり 5 GB に相当するデータ量が変更されると自動的に作成されます。クロスリージョンスナップショットを有効にすることもできます。これにより、増分の変更がセカンダリ/DR リージョンにコピーされるため、Redshift クラスターを別のリージョンで復元することができます。プライマリクラスターで構成されたスナップショットポリシーに応じて、スナップショットの更新をスケジュールするか、データの変更に基づいて、更新をセカンダリ/DRリージョンに自動的に複製します。
これらの機能に併せ、リージョン間でのスナップショットコピーのパフォーマンスが強化されたことで、Redshift のお客様はクロスリージョン DR ポリシーを実装できるようになりました。
リージョン間でのスナップショットのコピーに関する詳細については、Amazon Redshift クラスター管理ガイドを参照してください。リージョン間でのスナップショットコピーのパフォーマンス強化は、すべての AWS 商用リージョンでリリースバージョン 1.0.2762 以降で利用できます。