投稿日: Nov 1, 2019
Amazon S3 インベントリで、S3 Intelligent-Tiering ストレージクラスに格納されているオブジェクトのアクセス層をレポートできるようになりました。S3 Intelligent-Tiering は、パフォーマンスや可用性を犠牲にすることなく、アクセスパターンが変更された際に開発者や IT インフラストラクチャマネージャーがストレージのコストを簡単に低減することができる新しいストレージクラスです。高頻度のアクセス用に最適化された階層と、低頻度のアクセス用に最適化された 2 つのアクセス階層のいずれかにオブジェクトを保存します。S3 インベントリで、すべての AWS リージョンの Intelligent-Tiering オブジェクトのアクセス層を表示できるようになりました。
Amazon S3 インベントリは、ストレージ管理に役立つ Amazon S3 が提供するツールの 1 つです。これを使用することで、ビジネス、コンプライアンス、規制などのニーズに合わせてオブジェクトのステータスを監査およびレポートできます。Amazon S3 インベントリは、S3 バケットまたは共有プレフィックスについて、オブジェクトとそれに対応するメタデータのコンマ区切り値 (CSV)、Apache ORC または Apache Parquet (Parquet) を、日単位または週単位で出力します。さらに、Intelligent-Tiering アクセス層をインベントリレポートのメタデータフィールドとしてレポートできるようになりました。この機能は無料でご利用いただけます。料金の詳細については、「Amazon S3 の料金」をご覧ください。
S3 Inventory を開始するには、S3 マネジメントコンソール、API、CLI、SDK を使用してインベントリを設定します。インベントリレポートに含まれるその他の情報については、「Amazon S3 インベントリ」をご参照ください。