投稿日: Nov 26, 2019

Amazon Aurora Global Database は複数の AWS リージョンにまたがる単一のデータベースで、低レイテンシーでのグローバルな読み込み機能とリージョン全域にわたる停止からの災害復旧機能を備えています。本日公開の改善により、別のリージョンを追加するシンプルな操作だけで、既存のシングルリージョン Aurora データベースをグローバルなものに変換できるようになります。

Aurora Global Database では、低レイテンシーでのグローバルな読み込みを可能にするため、プライマリリージョンでの書き込みを通常 1 秒未満の待ち時間でセカンダリリージョンに複製します。災害復旧の状況下では、1 分以内にセカンダリリージョンが昇格されるので、読み込み/書き込みのフル機能をサポートできます。重要なデータベースを事前に変換しておくと、万が一の事態からの復旧に備えておくことができます。 

Global Database の作成、もしくは既存クラスターのグローバルへの変換は、Amazon RDS マネジメントコンソールでの数クリックで、あるいは最新版の AWS SDK もしくは CLI をダウンロードすることで行えます。詳細については Aurora のドキュメントをご参照ください。

Amazon Aurora は、ハイエンドな商用データベースのパフォーマンスと可用性に、オープンソースデータベースのシンプルさとコスト効率性を兼ね備えています。また、標準 MySQL と比べてスループットが最大 5 倍優れており、さらにより高いスケーラビリティ、耐久性、セキュリティも実現します。利用できるリージョンについては、Aurora の料金表をご参照ください。