投稿日: Apr 23, 2020
AWS AppSync はマネージド GraphQL サービスです。このサービスを使用すると、1 つ以上のデータソースからのデータに安全にアクセス、操作、結合するための柔軟な API を作成でき、アプリケーション開発がシンプルになります。AppSync はサポートされているデータソースのすべてでリアルタイム、接続管理の実装、スケーリング、展開、サービスとクライアント間で自動的に処理されるデータブロードキャスティングなどを容易に実現できます。開発者はこれにより、WebSockets の操作やインフラストラクチャの管理ではなく、自身のリアルタイムアプリケーションのためにビジネスの差別化に注力できます。
AppSync でのマネージド GraphQL サブスクリプションは、ゲーミングのスコアボード、ソーシャルメディアのアプリ、スポーツのスコア、ライブストリーミング、対話式のチャットルーム、IoT ダッシュボード、その他多数など、リアルタイムの更新を必要とする無数のクライアントからアプリケーションへのアクセスをシームレスに最適化します。
AppSync と同様に Amplify は iOS、Android、JavaScript (ウェブおよび React Native) のアプリケーション向けにインテリジェントな SDK とクライアントライブラリを提供し、バックエンドでのクライアント接続、スケーラビリティ、展開、ブロードキャスティングを自動的に処理する AppSync GraphQL API に簡単に接続できるようにします。本日、AWS ではリアルタイムの WebSockets プロトコルを公開し、これにより、開発者が AppSync API から GraphQL のリアルタイムサブスクリプションへ接続、登録、そしてそれを受信するために任意の言語で、開発者自身が選べる WebSockets クライアントを使用できるようになります。また、最適化されたクライアントや SDK を使用できるほか、AppSync と Amplify も使用できます。開発者は今後、GraphQL クエリと変更、さらには GraphQL サブスクリプション用の汎用 WebSockets クライアントの送信に汎用の HTTP ライブラリを活用し、AppSync API への接続を独自にカスタマイズしたクライアントを構築できるようになります。