投稿日: May 4, 2020
AWS Elemental MediaLive は、ライブチャネル出力用に Enhanced VQ AVC モードを提供するようになりました。AVC 出力に対してこのオプションを選択すると、ライブチャネルの動画品質を向上させたり、同じレベルの品質を維持しながらビットレートを減らしたりすることができます。ライブ動画の出力ビットレートを下げることで、コンテンツの配信と保存のコストを削減できます。
新しい Enhanced VQ AVC モードを Quality-Defined Variable Bitrate (QVBR) レートコントロールと組み合わせて使用すると、ノイズの多いアーティファクトを減らし、全体的なビットレートを低くするように設計された追加のフィルターで、動きの多い非常に複雑なシーンについて、より良い結果を得ることができます。
Enhanced VQ AVC モードが選択されている場合、新機能である HDR から SDR への色空間変換も使用できます。コンテンツがハイダイナミックレンジ (HDR) で記録され、標準ダイナミックレンジ (SDR) で出力を配信する必要がある場合にすべきことは、必要な SDR 色空間を選択するだけです。(標準解像度の解像度の場合、Rec.601 を選択します。高解像度の場合は、Rec.(7:09)
AVC 出力の Enhanced VQ モードの使用および HDR から SDR への色空間変換の詳細については、MediaLive のドキュメントページをご覧ください。
AWS Elemental MediaLive は、ブロードキャストグレードのライブ動画処理サービスです。テレビ放送やインターネット接続のマルチスクリーンデバイス (インターネット接続対応の TV、タブレット、スマートフォン、セットトップボックス) での配信用に、高品質なライブビデオストリームを作成できます。
本サービスは単独でも、クラウドベースのワークフローの基盤となるサービスファミリーである AWS Elemental メディアサービスの一部としても機能するとともに、動画の伝送、作成、パッケージ化、収益化、および配信に必要な機能をお客様に提供します。
AWS Elemental MediaLive が利用できる AWS リージョンのリストは、製品およびサービス一覧 (リージョン別) でご確認ただけます。