投稿日: Jun 22, 2020

PostgreSQL 13 Beta 1 が、Amazon RDS データベースプレビュー環境でご利用いただけるようになりました。これにより、お客様は Amazon RDS でベータ版の PostgreSQL 13 をテストすることができるようになります。 

PostgreSQL 13 Beta 1 は、データベースのインストール、プロビジョニング、および管理の手間をかけずに、Amazon RDS データベースプレビュー環境での開発とテスト向けにデプロイできるようになりました。このリリースには、多くの PostgreSQL 拡張機能のサポートが含まれています。  

PostgreSQL コミュニティが、2020 年 5 月21 日に PostgreSQL 13 Beta 1 をリリースしました。PostgreSQL 13 では、機能とパフォーマンスが向上します。それには、B ツリーインデックスによる重複データ処理の改善、パーティショニング機能の改善、データソートを高速化するインクリメンタルソート、VACUUM コマンドによるインデックスの並列処理、PostgreSQL データベース内のアクティビティを監視する方法の追加、新しいセキュリティ機能などがあります。 

Amazon RDS データベースプレビュー環境は、最新世代のインスタンスクラス (現在は T3、M5 および R5) で、シングル AZ 配置と マルチ AZ 配置の両方をサポートし、KMS キーを使用して静止時に暗号化できます。Amazon RDS データベースプレビュー環境データベースインスタンスは、最大 60 日間保持された後、この保持期間後に自動的に削除されます。プレビュー環境で作成された Amazon RDS データベースのスナップショットは、プレビュー環境内部でのデータベースインスタンスを作成または復元する場合にのみご使用いただけます。ユーザーは、標準の PostgreSQL のダンプおよびロード機能を使用し、プレビュー環境から各自のデータベースをインポートまたはエクスポートすることができます。 

Amazon RDS データベースプレビュー環境データベースインスタンスの料金は、米国東部 (オハイオ) リージョンで作成された本番稼働用 RDS インスタンスと同じです。お客様は Amazon RDS データベースプレビュー環境フォーラムをご利用いただけます。Amazon RDS チームが PostgreSQL 13 の候補版と Amazon RDS データベースプレビュー環境に関する情報を共有させていただけます。