投稿日: Jul 28, 2020
AWS Elemental MediaTailor のお客様は、広告時間の最初または最後、あるいはその両方で動画バンパーを設定できるようになりました。バンパーは通常、通常のプログラミングや広告時間からの変化を視聴者に示すために使用されます。バンパーは、ステーションを特定するアナウンスや視聴者の年齢に関する推奨事項などの要件を満たすためにも使用できます。
以前は、動画バンパーを設定するには、バンパーが収益を生み出さなくても、Ad Decision Service (ADS) を使用して広告配信コストを支払う必要がありました。MediaTailor を使用すると、追加料金なしで HLS および DASH ストリームに最長 10 秒のバンパーを追加できます。バンパー広告の設定方法の詳細については、MediaTailor ドキュメントページにアクセスしてください。
AWS Elemental MediaTailor を使用して、広告を配信前にサーバー側で動画ストリームに挿入できます。継続的な動画ストリームが消費者の視聴デバイスに配信され、コンテンツとコマーシャルが区別される可能性がなくなります。ビデオ広告で、プライマリコンテンツと同等の動画品質を一貫して維持することにより広告の収益化を高めることができます。また複数プラットフォーム環境間での管理もよりシンプルになります。MediaTailor では、優れた視聴サービスを提供するために、広告コンテンツをオンザフライでトランスコードできます。またクライアント側とサーバー側の両方の広告配信メトリクスに基づいてレポートが自動的に作成されるため、広告のインプレッション数やビューワーの行動を正確かつ簡単に測定できます。特定のベンダーやソリューションに制限されることなく、プレイヤー、オリジン、CDN を完全にコントロールできます。
AWS Elemental MediaTailor は、単独でも、クラウドベースの動画ワークフローの基盤となるサービスファミリーである AWS Elemental メディアサービスの一部としても機能するとともに、動画の伝送、作成、パッケージ化、収益化、および配信に必要な機能をお客様に提供します。
AWS Elemental MediaTailor が利用できる AWS リージョンの詳しいリストについては、製品およびサービス一覧 (リージョン別) をご覧ください。