投稿日: Aug 4, 2020
容量を最適化した割り当て戦略を使用する Amazon EMR インスタンスフリートにおいて、最大 15 種類の EC2 インスタンスタイプを指定し、スポットインスタンスのリクエストを多様化して、大幅な割引を受けられるようになりました。これまで、インスタンスフリートにおいては、最大で 5 種類のインスタンスタイプのみが使用可能でした。
スポットリクエストを各アベイラビリティーゾーン内の 15 個のプールに分散させることで、EC2 がスポットインスタンスを再利用する場合にスポットの中断がワークロードに与える影響を制限できます。
これら 15 種類のタスクインスタンスタイプには、キャパシティーに最適化された割り当て戦略 (リアルタイムなキャパシティインサイトの利用)、インスタンスフリート (オンデマンドおよびスポットのキャパシティープールの使用)、マネージド型スケーリング (クラスターの自動スケーリング) があります。これらの新しい Amazon EMR 機能により、割り当てを多様化し、スケーリングポリシーを指定せずにクラスターのサイズを自動的に変更して、コストを削減できます。
Amazon EMR が利用可能なすべての商用 AWS リージョンで、最大 15 個のタスクノードを使用可能な割り当て戦略に関するサポートが、Amazon EMR リリースバージョン 5.12.1 以降で一般提供されるようになりました。ドキュメントならびに、Amazon EMR の各リージョン全体での可用性については、以上のリンクからアクセスしてください。