投稿日: Aug 3, 2020

以下の新機能を備えた NICE DCV バージョン 2020.1 がリリースされました。

  • DCV Windows サーバーおよびクライアントでのプリンターのリダイレクトをサポート
  • DCV Linux サーバーが、M6g/C6g/R6g などの Amazon EC2 第 6 世代 Arm ベースの Graviton2 インスタンスをサポート
  • Linux サーバーでの RHEL 8 および CentOS 8 のサポート
  • MacOS および Linux ネイティブクライアントでの筆圧感知によるスタイラスのサポート
  • MacOS ネイティブクライアントでのハードウェアアクセラレータによるデコードとレンダリングのサポート
  • Linux サーバーおよび Linux ネイティブクライアントでのサラウンドサウンド 5.1 のサポート

NICE DCV は、高いパフォーマンスのリモート可視化プロトコルです。これを使って、高パフォーマンス GPU を搭載したサーバーにホストした 3D グラフィックスアプリケーションなどのリモートデスクトップまたはアプリケーションのセッションに安全にアクセスできるようになります。NICE DCV で、EC2 G4dn インスタンスにある NVIDIA T4 Tensor Core GPU を最大限に活用できます。

NICE DCV は、ウェブブラウザアクセスのための HTML5 クライアントや、Windows、Linux および Mac のオペレーティングシステム用のネイティブクライアントなど、多岐にわたるクライアントデバイスをエンドユーザーに提供します。ネイティブクライアントは最大 4 台の 4K 解像度モニターをサポートし、Windows クライアントは 3D マウスと USB ストレージデバイスに対する USB リダイレクトもサポートします。さらに、NICE DCV は単一の高パフォーマンスサーバーから複数の Linux セッションをサポートしているため、リモート Linux デスクトップを持つお客様のセッションコストを削減できます。NICE DCV は Amazon Appstream 2.0AWS RoboMaker が使用するリモート可視化プロトコルで、Amazon EC2 インスタンスにて無料でお使いいただけます。

NICE DCV 2020.1 リリースノートから詳細をご覧いただくか、NICE DCV のウェブページから DCV をダウンロードして、使用を開始できます。