投稿日: Sep 15, 2020

Amazon Transcribe は、音声をテキストに変換する機能をアプリケーションに簡単に追加できるようにする自動音声認識 (ASR) サービスです。本日、Amazon Transcribe における自動言語識別機能を発表いたします。これまで、Transcribe API を使用するには、音声録音で主要言語を人力で識別する必要がありました。今後は、音声ファイルを提供するだけで、Transcribe が音声信号から主要言語を検出し、識別された言語でトランスクリプトを生成します。 

複数の公用語がある国または複数の地域で事業を行っている場合、音声ファイルに異なる言語が含まれている場合があります。最短 30 秒の音声で、Transcribe は人間が話し言葉を指定する必要なく、話し言葉でトランスクリプトを効率的に生成できます。これは、お客様の通話の文字起こし、ボイスメールのテキストへの変換、会議のやり取りのキャプチャ、ユーザーフォーラムのコミュニケーションの追跡、またはメディアコンテンツの制作とローカリゼーションのワークフローの監視など、さまざまなユースケースに適用されます。

バッチ文字起こしのための自動言語識別は、米国 (バージニア北部、オハイオ、北カリフォルニア、オレゴン、GovCloud (米国東部))、カナダ (中部)、アジアパシフィック (香港、ムンバイ、ソウル、シンガポール、シドニー、東京)、欧州 (フランクフルト、アイルランド、ロンドン、パリ)、中東 (バーレーン)、南米 (サンパウロ) リージョンにおいて追加料金なしで現在サポートされている 31 言語すべてで、サポートされています。この機能を使用を開始するには、Amazon Transcribe の自動言語識別に関するブログの投稿または Amazon Transcribe のドキュメントページにアクセスしてください。