投稿日: Sep 17, 2020
Amazon Aurora Parallel Query (MySQL 5.7 互換) が利用可能になりました。Parallel Queryは、トランザクションデータに対してより高速な分析クエリを提供し、コアトランザクションワークロードの高いスループットを維持しながら、クエリを最大 2 桁高速化します。
本日のリリースにより、Parallel Query を Global Database などの他の Aurora MySQL 5.7 機能と一緒に使用できます。さらに、MySQL 5.7 および MySQL 5.6 のデータベースの機能の可用性が 20 の AWS リージョンに拡張されました。AWS ブログで Parallel Query の詳細をご覧ください。
Parallel Query は処理を Aurora ストレージレイヤーにプッシュダウンし、計算を何千個ものノードに拡散するにあたって Aurora のアーキテクチャを活用します。Parallel Query は、クエリの計算を可能な限りストレージレイヤーにプッシュダウンすることで、コアワークロードとのCPU、メモリ、ネットワークの競合を制限します。
Amazon RDS マネジメントコンソールで数回クリックするだけで、または最新の AWS SDK または CLI をダウンロードして、新規または既存の Aurora クラスターで Parallel Query を有効にできます。詳細については Aurora のドキュメントをご覧ください。Parallel Query が提供されるリージョンの完全なリストについては、Aurora の料金をご覧ください。
Amazon Aurora は、ハイエンドな商用データベースのパフォーマンスと可用性、オープンソースデータベースのシンプルさとコスト効率性を兼ね備えています。Amazon Aurora は、標準 MySQL と比べてスループットが最大 5 倍優れており、さらにより高いスケーラビリティ、耐久性、セキュリティを備えています。