投稿日: Sep 21, 2020

AWS CloudFormation は、CloudFormation レジストリを拡張して、StackSets リソースタイプを含めました。StackSets は、単一の操作でクラウドリソースの複数の AWS アカウントやリージョンへのデプロイを集中管理できるようにする CloudFormation の機能です。これで、予測可能で信頼性の高い方法で、CloudFormation を通じてスタックセットリソースを他の AWS リソースと一緒にモデル化、プロビジョニング、管理できるようになりました。

StackForms が CloudFormation レジストリのリソースタイプとして含まれるようになったため、リソースインポート などの CloudFormation の機能を使用して、既存のスタックセットを CloudFormation の管理対象とし、組み込み関数やリソース属性などの CloudFormation 機能を活用してスタックセットリソースを管理することができます。StackSets を使用すると、CloudFormation がサポートするリソースを複数の AWS アカウントおよびリージョンで一元的に作成、更新、削除することにより、CloudFormation の機能を拡張できます。たとえば、一元化された AWS Identity and Access Management (IAM) ロールをデプロイし、単一の操作で Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) インスタンスを複数の AWS アカウントやリージョンでプロビジョニングすることができます。StackSets リソースタイプのソースコードが GitHub で公開されているので、コミュニティはフィードバックを提供して機能強化に貢献できます。 

CloudFormation を使用したスタックセットリソースのプロビジョニングは、米国東部 (オハイオ、バージニア北部)、米国西部 (北カリフォルニア、オレゴン)、アジアパシフィック (ムンバイ、ソウル、シンガポール、シドニー、東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト、アイルランド、ロンドン、パリ)、南米 (サンパウロ) の AWS リージョンでご利用可能です。 

詳細については、AWS CloudFormation StackSets リソースタイプリファレンスを参照してください。