投稿日: Sep 1, 2020
Amazon Kinesis 向け AWS ストリーミングデータソリューションは、ストリーミングデータを簡単にキャプチャ、保存、処理、および配信するために必要な AWS のサービスの自動設定を提供する AWS ソリューション実装です。このソリューションは、大量のアプリケーションログのキャプチャ、クリックストリームデータの分析、データレイクへの継続的な配信など、いくつかのリアルタイムストリーミングユースケースの解決に役立ちます。さまざまなユースケースとビジネスニーズに適応する柔軟性を提供するために、このソリューションでは 2 つのデプロイオプションが提供されています。デベロッパーはこのソリューションを使用して、本番環境の基礎として新しいサービスの組み合わせを試したり、すでに実装している既存のアプリケーションを改善したりできます。
デベロッパーは、高性能でセキュリティに準拠し、管理しやすいストリーミングソリューションを構築することを望んでいます。このソリューションは、AWS CloudFormation を使用してリソースをモデル化およびプロビジョニングすること、Amazon CloudWatch アラーム、ダッシュボード、およびロギングをセットアップすること、そして AWS でストリーミングデータのベストプラクティスを手動で実装することの必要性を抑制することにより、開発時間を短縮します。
このソリューションでは、2 つの AWS CloudFormation テンプレートが提供されます。どちらのテンプレートも、ストレージのストリーミングに Amazon Kinesis Data Streams を使用します。1 つのテンプレートは、取り込みに Amazon API Gateway を使用し、コンシューマーとして AWS Lambda を使用します。2 つ目のテンプレートは、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) からの Kinesis Data Streams への直接取り込み、コンシューマーとしての Amazon Kinesis Data Analytics、およびストレージの宛先としての Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) を使用します。Amazon Kinesis 向け AWS ストリーミングデータソリューションの詳細については、AWS ソリューション実装のウェブページと GitHub リポジトリを参照してください。
AWS ソリューション実装のウェブページでは、その他の AWS ソリューションもご利用になれます。このページでは、ソリューションを製品カテゴリや業界別に参照し、AWS が厳しい審査の上で自動化したターンキーリファレンス実装の中から、お客様の特定のビジネスニーズに対応するものを見つけることができます。