投稿日: Sep 9, 2020
AWS Service Catalog は、製品の検出、プロビジョニング、および実行中の製品の検索に管理者が提供する名前を使用することについてのサポートを開始しました。この新機能により、管理者は製品の命名とバージョン管理の分類法を定義でき、ビルダーや管理者は、コードやスクリプト内で使用するために、この分類法にアクセスできます。名前で参照することで、ビルダーはより迅速にイノベーションを起こすことが可能となり、また、アカウントとリージョン全体で一貫した製品の検出とプロビジョニングのエクスペリエンスが提供されます。
AWS Service Catalog では、AWS での使用が承認された IT サービスのカタログを作成および管理できます。この IT サービスには、仮想マシンイメージ、サーバー、ソフトウェア、データベースから包括的な多層アプリケーションアーキテクチャまで、あらゆるものが含まれます。AWS Service Catalog は、エンタープライズ、システムインテグレーター、マネージドサービスプロバイダーが AWS 上のクラウドリソースを整理、管理、およびプロビジョニングするのに使用されています。
Service Catalog API の Describe Product、Describe Provisioning Parameters、Provision Product、Update Provision Product、および Search Provisioned Products は、管理者が定義した製品とバージョン名の使用のサポートを開始しました。製品のプロビジョニングは、管理者が定義するポートフォリオ名を含めることをサポートすることでさらに簡素化され、プロビジョニング時に適用されるガバナンスを確立します。お客様は、API、CLI、および CloudFormation リソースを介してこれらの機能にアクセスできます。管理者とビルダーは、管理者が提供した製品とバージョン名に基づいて、アカウントとリージョン内で実行中の製品を検索できます。これにより、類似の名前空間またはバージョン番号を共有する実行中の製品を見つけることができます。
簡素化された Service Catalog API と CloudFormation リソースが、すべての AWS 商用リージョンと GovCloud リージョンで利用できるようになりました。詳細については、Service Catalog デベロッパーガイド – API の概要を参照してください。