投稿日: Oct 15, 2020
本日より、予算がしきい値 (実際の金額または予測金額) を超えたときにアカウントで実行するアクションを定義できます。このレベルの制御により、アカウントでの意図しない過剰支出を減らすことができます。次の 3 つのアクションタイプから選択できます。Identity and Access Management (IAM) ポリシー、Service Control ポリシー (SCP)、またはターゲット実行中のインスタンス (EC2 または RDS)。例えば、EC2 の 1 か月の予算を超えたら、カスタムの「Deny EC2 Run Instances」IAM ポリシーをアカウントのユーザー、グループ、またはロールに適用することを選択できます。同じ予算しきい値を使って、特定のリージョン内の特定の EC2 インスタンスをターゲットとする 2 番目のアクションを設定できます。
AWS Budgets がお客様に代わってリクエストを実行する前に、アクションを自動的に実行するか、ワークフロー承認プロセスを要求するかを選択できます。最大 5 つの予算しきい値を設定でき、しきい値ごとに最大 10 のアクションがあります。IAM および SCP アクションタイプは、各予算期間の開始時にリセットされますが (例えば、毎月)、特定の EC2 または RDS 実行インスタンスを対象としたアクションはリセットされません。すべての AWS 予算機能には AWS Budgets API を介してプログラミングによってアクセスできます。
AWS Budgets Actions の詳細については、AWS Budgets ウェブページまたは Budgets によるコストの管理ユーザーガイドの AWS Budgets の制御の設定セクションを参照してください。