投稿日: Oct 8, 2020
本日より、AWS Cost Categories を使用してマルチレベルの階層を作成し、ビジネスニーズに基づいてコストと使用状況の情報をグループ化できるようになりました。タグ、アカウント、サービス、および請求タイプに加えて、Cost Categories が新しいディメンションとして追加されます。さらに、Cost Categories ダッシュボードの新しい「ステータス」属性を使用して、最近行ったコストカテゴリの変更がコストおよび使用状況データに適用されているかどうかを追跡できるようになりました。
AWS Cost Categories により、コストと使用状況の情報を、チーム、コストセンター、地域、用途、その他の組織構造とコスト配分の必要性に応じて正確に分類できるようになりました。Cost Categories を使用することで、このような固有のカテゴリを作成し、どのコストが各カテゴリに属するかを示すルールを記述できます。固有のカテゴリを定義した後は、AWS Cost Explorer、AWS Budgets、AWS のコストと使用状況レポートなど、各製品スイートの AWS コスト管理で Cost Categories を使用し、コストを表示、追跡、および最適化できます。
以前は、アカウント、タグ、サービス、料金タイプの 4 つのディメンションを使用して、コストと使用状況のデータを分類できました。本日より、Cost Categories をディメンションとして選択して、コストカテゴリ間に階層関係を持たせることもできます。たとえば、「Team」のコストカテゴリを「Team-1」、「Team-2」、「Team-3」の値として定義して、ディメンションとしてアカウントとタグに基づいてチームごとのコストと使用状況を分類するとします。コスト管理のニーズに合わせて、チームをさらに個別のビジネスユニットに分類することをお勧めします。ディメンションを Cost Categories として選択し、ディメンションの Cost Categories 名として「チーム」を選択して、既存の「チーム」コストカテゴリに加えて構築される新しい「ビジネスユニット」コストカテゴリを作成することで、簡単にこれを行うことができます。次に、「BU-1」のディメンション値として「Team-1」と「Team-2」を選択し、「BU-2」のディメンション値として「Team-3」を選択できます。
AWS Cost Categories の詳細については、Cost Categories ページ、Cost Categories ユーザーガイド、および開始方法に関するブログ記事をご覧ください。