投稿日: Nov 17, 2020

AWS IoT SiteWise は、産業機器からのデータの大規模な収集、保存、整理、モニタリングを容易にし、より優れたデータ主導の意思決定を行うことができるようにするマネージドサービスです。

SiteWise は、メトリクス変換プログラミング機能を拡張して条件付きロジックと文字列操作を備えるようになりました。これにより、ユーザーが IoT アセットをリアルタイムで監視する際の柔軟性が一層高まります。

ユーザーは、条件付きロジックをデプロイして、誤動作している機器を検出し、通常の機器の動作からの逸脱にフラグを立て、フラグのステータスに基づいてイベントまたはアラームをトリガーできるようになりました。たとえば、法人のお客様は、条件付きロジックを使用して、工場全体で特定の温度しきい値を超え、交換が必要なアセット階層内の誤動作しているセンサーを特定できます。

文字列タイプと文字列操作関数により、ユーザーは、ユーザー定義のメトリクスと受信テレメトリデータの変換で文字列関数を使用してルールと条件付き計算を簡単に定義し、SiteWise Monitor ウェブアプリケーションで出力を視覚化できます。文字列でサポートされる機能には、連結、比較、大文字と小文字の変換、スライス、文字列の長さ、検索などがあります。ユーザーは、文字列データ型を使用して機器のステータスをデコードしたり、デバイスの状態の良し悪しを直感的に視覚化したりして、フロントエンドに依存しない条件付きおよび文字列プログラミングを可能にします。また、AWS IoT SiteWise は、ブールデータ型、NONE などの疑似定数、およびスタンドアロン属性を使用した計算もサポートするようになりました。サポートされている数式と文字列および条件付き操作の例の詳細については、SiteWise の数式の式のページを参照してください。 

AWS IoT SiteWise の使用を開始するには、AWS マネジメントコンソールにログインして、AWS IoT SiteWise に移動します。AWS IoT サービスの詳細については、AWS IoT ウェブサイトおよび AWS IoT SiteWise ウェブサイトにアクセスしてください。  

AWS IoT SiteWise でサポートされているリージョンのリストについては、AWS リージョンにアクセスしてください。