AWS X-Ray が Amazon Simple Storage Service (S3) のトレースコンテキスト伝達のサポートを開始

AWS X-Ray は、Amazon Simple Storage Service (S3) のトレースコンテキスト伝達のサポートを開始しました。これにより、お客様は Amazon S3 を使用するときにエンドツーエンドのリクエストを表示できます。AWS X-Ray では、アプリケーション全体で転送されるユーザーリクエストがトレースされます。AWS Lambda、Amazon EC2 などの個々のサービスによって生成されたデータと、アプリケーションを構成する多くのリソースを集約し、アプリケーションのパフォーマンスのエンドツーエンドのビューを提供します。

この機能を使用すると、X-Ray Service Maps を使用してエンドツーエンドのリクエストを確認できます。これにより、Amazon S3 とアプリケーション内の他の AWS のサービスおよびリソースとの関係をほぼリアルタイムで確認できます。

高いレイテンシーが発生している場所を簡単に検出し、これらのサービスのノード分布を視覚化してから、アプリケーションのパフォーマンスに影響を与えている特定のサービスとパスをドリルダウンできます。X-Ray Analytics コンソールを使用して、トレースを分析し、レイテンシーや失敗率などのメトリクスを表示し、問題の特定とトラブルシューティングに役立つ Insights を生成することもできます。 

Amazon S3 の AWS X-Ray サポートは、AWS X-Ray をサポートするすべてのリージョンで利用できます。詳細については、リージョン表を参照してください。 

この機能の詳細については、AWS X-Ray デベロッパーガイドの Amazon S3 と AWS X-Ray および Amazon S3 デベロッパーガイドの AWS X-Ray を使用した Amazon S3 のトレースを参照してください。