投稿日: Jul 7, 2021

AWS Lambda は、イベントソースとしての Amazon MQ for RabbitMQ をサポートするようになりました。これにより、お客様は、RabbitMQ キュー内のメッセージからトリガーされるアプリケーションをすばやく簡単に構築できます。Amazon MQ は、クラウド内でメッセージブローカーの設定や運用を簡単に行えるようにしてくれる、Apache ActiveMQ および RabbitMQ 向けのマネージド型メッセージブローカーサービスです。お客様は、サーバーのプロビジョニングや管理について心配することなく、Amazon MQ メッセージブローカーに投稿されたメッセージに基づいて呼び出される Lambda 関数を使用してアプリケーションを迅速かつ簡単に構築できます。

お客様は、Amazon MQ キューの更新をモニタリングするコンシューマーアプリケーションを作成および管理することなく、Amazon MQ for RabbitMQ ブローカーから読み込むことができます。Lambda 関数は、メッセージの数が指定されたバッチサイズに達するか、ペイロードが 6MB を超えると呼び出されます。Lambda は、認証、承認、スケーリング、モニタリング、障害処理の管理など、お客様に代わって Amazon MQ メッセージブローカーとの接続を管理します。

使用を開始するには、AWS マネジメントコンソール、AWS CLI、AWS SAM、または AWS SDK for Lambda を使用して、Lambda 関数のイベントソースとして Amazon MQ メッセージブローカーを選択し、RabbitMQ ブローカーの詳細を提供します。Lambda イベントソースとしての Amazon MQ は、アジアパシフィック (香港)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (パリ)、欧州 (ストックホルム)、中東 (バーレーン)、南米 (サンパウロ)、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン) の各 AWS リージョンでご利用いただけます。この機能には追加料金は発生しません。Amazon MQ キューによってトリガーされた Lambda 呼び出しの料金をお支払いいただきます。Lambda を使用した Amazon MQ for RabbitMQ の消費者向けアプリケーションの構築については、Lambda デベロッパーガイドおよび AWS コンピューティングブログをご覧ください。