投稿日: Oct 5, 2021

Amazon OpenSearch Service (Amazon Elasticsearch Service の後継サービス) はクロスクラスターレプリケーションをサポートしており、AWS アカウントやリージョンが同じでも、異なっても、ドメインから別のドメインへのインデックスの複製や同期を低レイテンシーで自動化することが可能になりました。クロスクラスターレプリケーションにより、ミッションクリティカルなアプリケーションに対しても、データの連続した整合性を実現することができます。 

Amazon OpenSearch Service により、インタラクティブなログ分析、リアルタイムのアプリケーションモニタリング、ウェブサイト検索などが簡単に実行できます。冗長性と可用性を確保するために、顧客はレプリカを設定し、複数のアベイラビリティーゾーンにドメインをデプロイすることで、インスタンスの障害やアベイラビリティーゾーンの停止から保護します。一方、ドメイン自体が単一の障害点となる可能性もあります。こういった障害に備えるため、顧客は 2 つ目のドメインを作成して、入力データストリームを 2 つのクラスターにフォークし、ロードバランサーを 2 つのドメインの前に配置して、受信する検索リクエストのバランスを取る必要がありました。こうした設定により、作業が複雑になりコストも増加します。Apache Kafka や AWS Lambda のようなテクノロジーを追加で採用し、ドメイン間のデータ不整合性をモニタリングして、修正しなくてはならないためです。 

Amazon OpenSearch Service でのクロスクラスターレプリケーションについては、こうした追加のテクノロジーなしに、同一、または異なる AWS リージョンにおいて、ドメインからドメインへ低レイテンシーでインデックスをレプリケーションできます。クロスクラスターレプリケーションにより、リーダーインデックスからフォロワーインデックスに継続的にデータを複製しながら、連続した整合性もしっかりと維持することが可能です。連続した整合性により、オペレーションがインデックスに対して同じ順番で適用された後、リーダーインデックスとフォロワーインデックスが同じ結果のセットを返すことになります。クロスクラスターレプリケーションはリーダーとフォロワーインデックス間のデリバリーラグを最小化するようにデザインされています。API を介してレプリケーションのステータスを継続的にモニタリングすることが可能です。さらに、特定のインデックスパターンに従うインデックスがある場合は、自動フォロールールを作成することも可能です。こうすれば以後自動的にレプリケーションが実行されます。

クロスクラスターレプリケーションは Elasticsearch 7.10 を実行しているドメインにて、本日よりご利用可能です。クロスクラスターレプリケーションは OpenSearch 1.1 のオープンソースの機能としても、近日中にサービスでの提供を予定しています。 

クロスクラスターレプリケーションは、世界中の 25 のリージョンの Amazon OpenSearch Service で利用できます。Amazon OpenSearch Service の利用可否の詳細については、AWS リージョン表をご覧ください。クロスクラスターレプリケーションの詳細については、ドキュメントを参照してください。Amazon OpenSearch Service の詳細については、製品ページをご参照ください。