投稿日: Dec 21, 2021

Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) for Oracle は、Oracle Connection Manager (CMAN) の追加ユースケースをサポートするようになりました。CMAN は、データベースサーバーやその他のプロキシサーバーに接続要求を転送するプロキシサーバーです。

Oracle Connection Manager の主な機能は、アクセス制御とセッションの多重化です。CMAN では、ルールベースのアクセスコントロール設定が可能で、ユーザーが指定したクライアントリクエストをフィルタリングすることができます。これにより、CMAN は不明なクライアントからの接続を拒否することができます。CMAN を使用すると、ネットワーク接続を介して、複数のクライアントセッションを共有サーバーの宛先にファネル処理することで、セッションの多重化を設定することができます。CMAN のセッションの多重化は、サーバーへのネットワーク接続数を最小限に抑えることで、オペレーティングシステムとネットワークリソースの要件を削減します。

CMAN は、サポートされているすべてのバージョンの Oracle Database Enterprise Edition (EE) をサポートしています。Oracle Connection Manager (CMAN) の設定方法の詳細については、「CMAN ドキュメントの設定」を参照してください。

Amazon RDS for Oracle を使用すると、クラウド内で Oracle Database のデプロイを簡単にセットアップ、運用、スケールできるようになります。利用できるリージョンについては、Amazon RDS for Oracle Database の料金を参照してください。