投稿日: Jan 18, 2022

CloudWatch Application Insights により、AWS で稼働する Microsoft Active Directory と Microsoft SharePoint のモニタリング、アラーム、ダッシュボードを簡単かつ自動的に設定できるようになりました。CloudWatch Application Insights は、お客様が AWS リソースで実行されているエンタープライズアプリケーションのモニタリングとトラブルシューティングを実行できるようにするサービスです。新機能では、Active Directory と SharePoint のワークロードを自動的に検出し、その基盤となる EC2 リソースを決定し、そのヘルスとウェルネスをモニタリングするためのメトリクス、テレメトリ―、ログを設定します。

Active Directory と SharePoint の新しいサポートにより、お客様はこれらの一般的なディレクトリおよびコラボレーションツールのモニタリングを設定し、管理するための簡単な方法を得ることができます。Active Directory のモニタリングで、Application Insights は CPU やメモリなどのドメインコントローラー使用率や、LDAP 検索、バインド、DNS クエリなどの AD 固有のメトリクスなど、10 数個の重要なパフォーマンスカウンターメトリクスをモニタリングします。SharePoint の場合、Application Insights は、Windows イベントログの Health Analyzer と Timer ジョブ、および他の主要な Unified Logging System (Uls) と IIS ログイベントとメトリクスを監視します。これらのメトリクスから得られるインサイトに基づいて、追加したドメインコントローラーをデプロイするか削除するかの決定、サービスを実行するインスタンスの変更 (メモリやコンピューティングの追加など) 、問題の根本原因の特定ができます。

Amazon CloudWatch Application Insights は、エンタープライズアプリケーションと、基盤となる AWS リソースのためのオブザーバビリティの自動設定を提供します。そこには CloudWatch の左パネルにある [Insingths] タブからアクセスできます。Amazon CloudWatch Automatic Dashboards を作成して、問題の詳細を視覚化し、トラブルシューティングを迅速化して、解決までの平均時間の短縮に役立ちます。Amazon CloudWatch Application Insights はすべての AWS 商用リージョンでご利用いただけ、追加料金はかかりません。設定によっては、リソースをモニタリングする Amazon CloudWatch の料金が発生する場合があります。Amazon CloudWatch Application Insights の詳細については、ドキュメントをお読みください。