投稿日: Mar 22, 2022

Amazon Lex は、音声やテキストを使用して、任意のアプリケーションに対話型インターフェイスを構築するサービスです。Amazon Lex を使用すると、高度な自然言語による会話型ボット (chatbot)、仮想エージェント、IVR システムをすばやく簡単に構築できます。本日、Amazon Lex は文法スロットタイプを導入します。音声認識文法仕様 (SRGS: Speech Recognition Grammar Specification) に準拠した XML 形式の文法を独自に作成し、会話の中で情報を収集することができるようになりました。また、文法ファイル内の ECMAScript タグを使用して意味解釈ルールを提供することも可能です。スロットタイプを使用して、既存の文法を Amazon Lex にポートできます。また、金融サービス、保険、通信などのドメインで一般的に使用されている業界文法をあらかじめ用意し、その一覧から選択することもできます。文法スロットタイプは、ユーザー入力の収集と後処理を細かく制御できるため、効果的なダイアログを管理することができます。

文法スロットタイプは、Lex V2 コンソールまたは SDK で有効にすることができます。この機能は、Amazon Lex を運用する英語 (オーストラリア)、英語 (英国)、英語 (米国) のロケールにおけるすべての AWS リージョンで利用可能です。詳細については、Amazon Lex のドキュメントページにアクセスしてください。