投稿日: Jun 22, 2022

Amazon Aurora PostgreSQL 互換エディションは、PostgreSQL メジャーバージョン 14 (14.3) に対応しました。PostgreSQL 14 は、並列クエリ、同時実行性の高いワークロード、パーティション化されたテーブル、論理レプリケーション、およびバキューム処理に関する性能改善を含んでいます。また、PostgreSQL 14 では、新たな機能を導入した改善も行われています。例えば、実行時間の長いクエリを、クライアントが接続を解除した時点でキャンセルできます。また、タイムアウトしたアイドルセッションを閉じることも可能です。Range 型が複数範囲に対応し、非連続のデータ範囲の表現ができるようになりました。また、ストアドプロシージャが OUT パラメータを使用してデータを返すことができるようになりました。本リリースには、Babelfish for Aurora PostgreSQL バージョン 2.1 の新機能が含まれています。 詳細については、Amazon Aurora PostgreSQL updates をご覧ください。

この新バージョンを使用するには、Amazon RDS マネジメントコンソールで数回クリックし、新しい Aurora PostgreSQL 互換データベースインスタンスを作成します。既存のデータベースインスタンスをアップグレードすることもできます。アップグレードについてさらに詳しくは、Aurora のドキュメントをご確認ください。PostgreSQL 14 は、Aurora PostgreSQL がサポートしているすべてのリージョンでご利用いただけます。アップグレードの頻度とアップグレードプロセスの計画方法を決定するには、Aurora バージョンポリシーをご覧ください。

Amazon Aurora は、MySQL および PostgreSQL との完全な互換性を確保し、圧倒的な高パフォーマンスおよび可用性をグローバル規模で実現するよう設計されています。このサービスは、組み込みのセキュリティ、継続的なバックアップ、サーバーレスコンピューティング、最大 15 のリードレプリカ、自動化されたマルチリージョンレプリケーション、AWS の他のサービスとの統合を提供します。Amazon Aurora を開始するには、開始方法のページをご覧ください。