投稿日: Jun 30, 2022

Amazon EventBridge のクロスリージョンルーティングを使うと、多数のリージョンから 1 つのセントラルリージョンにイベントを統合できます。これにより、イベントを送信先リージョンに集中させ、それに対応するコードを記述したり、リージョン間でデータを同期するためにイベントを送信元から送信先のリージョンに複製したりするのが容易にできるようになります。本日、クロスリージョンルーティングが AWS GovCloud (米国) リージョンで利用可能となりました。

EventBridge はサーバーレスのイベントバスです。このサービスでは、独自のアプリケーション、サードパーティーの SaaS アプリケーション、その他の AWS のサービス間でイベントをルーティングすることにより、スケーラブルなイベント駆動型アプリケーションを作成できます。お客様は、データの送信先を判断するためのルーティングルールを構成して、データやシステムの変更が発生した際の、アプリケーションアーキテクチャの応答を設定できます。Amazon EventBridge はイベントの取り込み、配信、セキュリティ、承認、エラー処理を容易にすることで、イベント駆動型アプリケーションの構築を簡単にします。

GovCloud リージョン間のクロスリージョンルーティングは、FedRamp によって認定されています。このサービスは、AWS マネジメントコンソールまたは API により使用を開始できます。クロスリージョンでの呼び出しは、カスタムイベント料金に従ってお支払いいただきます。料金については、EventBridge の料金ページをご覧ください。

AWS GovCloud (米国東部) リージョン、AWS GovCloud (米国西部) リージョン間でイベントをルーティングできるようになりました。詳細については、Amazon EventBridge ページにアクセスしてドキュメントのクロスリージョンサポートをお読みください。