投稿日: Jul 26, 2022

Amazon Relational Database Service (RDS) 用のフルマネージド型の高可用性データベースプロキシである Amazon RDS Proxy がメジャーバージョン 10.3、10.4、10.5 で実行される Amazon RDS for MariaDB のサポートを開始しました。Amazon RDS プロキシを使用すると、アプリケーションの拡張性、データベース障害に対する耐障害性、安全性が向上します。

Amazon RDS Proxy はアプリケーションとデータベースの間に配置され、確立されたデータベース接続をプールして共有し、データベースの効率とアプリケーションのスケーラビリティを向上させます。障害が発生した場合、Amazon RDS Proxy はスタンバイデータベースインスタンスに自動的に接続し、アプリケーションからの接続を維持して Amazon RDS for MariaDB マルチ AZ データベースのフェイルオーバー時間を最大 66% 短縮します。Amazon RDS Proxy では、AWS Secrets Manager と AWS Identity and Access Management (IAM) を介してデータベース認証情報とアクセスを管理できるため、アプリケーションにデータベース認証情報を埋め込む必要がなくなります。

Amazon RDS コンソールで数回クリックするだけで Amazon RDS for MariaDB データベースの Amazon RDS Proxy を有効にできます。またアプリケーションを Amazon RDS Proxy エンドポイントに向けることでデータベースに接続できます。使い始めるには、10 分間のチュートリアルで学習するか、AWS のドキュメントをご覧ください。

Amazon RDS Proxy は MySQL 互換の Amazon Aurora、PostgreSQL 互換の Amazon Aurora、Amazon RDS for MariaDB、Amazon RDS for MySQL、Amazon RDS for PostgreSQL で使用可能です。サポートされているリージョンとエンジンのバージョンの詳細は、AWS のドキュメントをご覧ください。