投稿日: Jul 20, 2022

AWS Backup を使用して、2 つの読み取り可能なスタンバイを備えた Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) Multi-AZ クラスターを保護できるようになりました。3 つのアベイラビリティーゾーン (AZ) に 1 つのプライマリデータベース (DB) インスタンスと 2 つの読み取り可能なスタンバイデータベースインスタンスを備えた Amazon RDS Multi-AZ クラスターは、トランザクションコミットレイテンシーを最大半分に短縮し、フェイルオーバーを自動化し、読み取り可能なスタンバイインスタンスを利用できるように設計されています。今回の更新により、Amazon RDS Multi-AZ クラスターで、AWS Backup におけるすべてのデータ保護機能を利用できるようになりました。これには、自動ライフサイクル管理、個別のバックアップアクセスポリシー、AWS Backup Vault Lock によるイミュータブルなバックアップ、AWS Backup Audit Manager によるコンプライアンスモニタリングが含まれます。

AWS Backup はポリシーベースのフルマネージドサービスであり、複数の AWS のサービス (コンピューティング、データベース、ストレージ) にまたがるアプリケーションデータの保護を一元化および自動化します。AWS Backup による RDS Multi-AZ クラスターの保護を開始するには、既存のバックアッププランに RDS Multi-AZ クラスターを追加するか、バックアップ頻度、ライフサイクル設定、タグ付け設定を指定する新しいバックアッププランを作成して RDS クラスターをアタッチします。

Amazon RDS Multi-AZ クラスター向け AWS Backup は現在、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (ストックホルム)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京) の各リージョンでご利用いただけます。Amazon RDS Multi-AZ クラスター向け AWS Backup の詳細については、製品ページ料金ページドキュメントにてご確認ください。使用を開始するには、AWS Backup コンソールにアクセスしてください。