投稿日: Aug 17, 2022

Amazon Lex は、音声やテキストを使用して、任意のアプリケーションに対話型インターフェイスを構築するサービスです。Amazon Lex を使用すれば、会話型ボット (chatbot)、仮想エージェント、対話型音声応答 (IVR) システムをすばやく簡単に構築できます。本日より Amazon Lex は、条件分岐機能のサポートを開始しました。これによりお客様は、自社ユーザー向けの会話を簡単に設計できるようになります。カスタムコードを実装する代わりに、Lex ボットに直接、単純な条件を追加することで、ユーザーによる入力やビジネス知識に基づいて、会話の進行を動的に管理することができます。

会話のどのターンにも条件を設定してシナリオを処理できます。例えば、レンタカー会社の通話を処理するボットを考えてみましょう。顧客のプロフィール (if customer = premium) に基づいてカスタマイズされた挨拶を設定する、または、ユーザーによる入力 (if rental = SUV) に基づいてやりとりを分岐させることができます。条件は 4 つまで追加でき、ボットの応答と各条件の次のステップを設定できます。どの条件もトリガーしなかった場合は、デフォルトの条件を使って会話を管理できます。ボットに条件分岐を組み込むことで、カスタムコードへの依存を減らし、会話型インターフェイスの設計と提供とを促進することができます。

条件分岐は、Amazon Lex が提供されているすべての AWS リージョンでご利用いただけます。詳細については、Amazon Lex のドキュメントページにアクセスしてください。