投稿日: Aug 17, 2022
Amazon SageMaker Canvas によりオンボーディングが高速化され、ユーザーは追加の手順なしで、ローカルディスクから自動的にデータをインポートできるようになりました。SageMaker Canvas はポイントアンドクリック式のビジュアルインターフェイスで、ビジネスアナリストはこれを使用することで、機械学習を使用した経験がなくても、あるいはコードを一行も書かなくても、正確な ML 予測を自分で生成することができます。SageMaker Canvas を使用すれば、さまざまなソースからデータにアクセスしそれらを組み合わせたり、データを自動的にクリーニングしたり、数クリックで正確な予測を生成する ML モデルを構築したり、といったことが容易に行えるようになります。
また、Amazon S3、Amazon Redshift、Snowflake、ローカルディスクなど、さまざまなソースからデータをインポートできます。必要な権限がデフォルトで有効になっているため、ユーザーは管理者に連絡しなくても、データセットをローカルディスクから SageMaker Canvas に直接アップロードできるようになりました。管理者の場合、ドメインのセットアップ中に「Canvas のアクセス許可を有効にする」設定が有効になり、SageMaker でクロスオリジンリソース共有 (CORS) ポリシーをデフォルトの Amazon S3 バケットにアタッチし、ローカルファイルをアップロードすることができるようになります。ドメインユーザーによってローカルファイルが自動的にアップロードされることを望まない場合、管理者はこの設定を無効にすることができます。
ローカルディスクからの自動データオンボーディングによる高速オンボーディングが、SageMaker Canvas がサポートされているすべての AWS リージョンで利用できるようになりました。詳細と開始方法については、Amazon SageMaker Canvas のドキュメントとSageMaker Canvas の製品ページをご覧ください。