投稿日: Aug 9, 2022

AWS Glue はプリプロダクションデータ、テストデータ、緊急度が低いデータの統合ワークロードのコストを最大 34% 削減する、新しい実行オプションのサポートを開始しました。Flex を使うと、Glue は AWS の予備キャパシティーで実行されます。

Flex はジョブをすぐに開始する必要のないワークロードに最適です。Flex を使ったジョブの開始時間と実行時間はさまざまです。予備のコンピューティングリソースは必ずしもすぐに利用できるわけではなく、ジョブの実行中に解放されることがあるためです。使用する実行オプションを問わず、カスタムコネクタへのアクセス、ビジュアルジョブ作成の操作、ジョブのスケジュール設定システムといった Glue のジョブの機能は同じです。Flex の実行オプションを使うと、ワークロードの要件に基づいて実行オプションを設定することによって、データ統合ワークロードのコストを最適化できます。急を要するワークロードには通常の実行オプション、緊急度が低いワークロードには Flex が使われます。

Flex はアジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (パリ)、南米 (サンパウロ)、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (北カルフォルニア)、米国西部 (オレゴン) の各リージョンで利用可能です。 Flex の詳細については、ブログ記事Glue の料金ページをご覧ください。