投稿日: Aug 18, 2022

AWS PrivateLink を使用する VPC エンドポイントサービスで CloudWatch Contributor Insights を有効にできるようになりました。AWS PrivateLink はフルマネージド型のプライベート接続サービスで、ネットワークトラフィックを非公開にしたまま、AWS のサービス、または AWS でホストされているサードパーティサービスや社内のエンタープライズサービスに、安全かつスケーラブルな方法でアクセスできるようになります。CloudWatch Contributor Insights は時系列データを分析し、データセットの上位のコントリビューターと一意のコントリビューターの数をレポートします。

PrivateLink Service オーナーは Contributor Insights ルールを使用してサービスのパフォーマンスを監視し、トラブルシューティングできます。例えば、トラフィックが急増した場合、BytesProcessed メトリックのルールを有効にして、サービスに最大のトラフィック量を送信しているカスタマーエンドポイントを発見できます。同様に、アクティブな接続、新しい接続、リセット (RST) が最大数のカスタマーエンドポイントを追跡するルールを有効にできます。AWS PrivateLink 向け Contributor Insights は、異なるカスタマーエンドポイントにわたる VPC エンドポイントサービスのコスト配分に使用できるデータの取得にも役立ちます。ルールごとに月額料金が発生します。詳細については、CloudWatch の料金表ページをご覧ください。

PrivateLink Contributor Insights のルールは AWS コンソール、CLI、SDK、CloudFormation から有効にできます。この機能はアジアパシフィック (ジャカルタ) 以外のパブリック AWSリージョンすべてと GovCloud リージョンで利用できます。詳細については、Amazon VPC デベロッパーガイドの AWS Privatelink をご覧ください。