投稿日: Aug 17, 2022

AWS Resilience Hub を Elastic Load Balancing (ELB) と Amazon Route 53 Application Recovery Controller の準備状況チェックと一緒に使用し、アプリケーションの回復目標の達成に役立てることができるようになりました。Resilience Hub は、アプリケーションのレジリエンスを定義、検証、追跡するための単一の場所を提供し、ソフトウェア、インフラストラクチャ、または運用の中断による不要なダウンタイムを回避できるようにします。

Resilience Hub を使用して、Application Load Balancer、Gateway Load Balancer、Network Load Balancer、Classic Load Balancer などのアプリケーションの ELB 構成を評価できるようになりました。ELB は、アプリケーションへのトラフィックを、1 つまたは複数のアベイラビリティーゾーン内の複数のターゲットおよび仮想アプライアンスに自動的に分散する機能です。Resilience Hub では評価だけでなく、アプリケーションの目標復旧時間 (RTO) と目標復旧時点 (RPO) の達成に役立つ ELB 構成の推奨も行えます。

Resilience Hub はまた、Route 53 Application Recovery Controller の準備状況チェックと統合されます。Route 53 Application Recovery Controller を使用すると、アプリケーションとリソースが回復可能な状況かどうかについてのインサイトが得られ、フェイルオーバーの管理と調整に役立ちます。この統合により、Resilience Hub では Route 53 Application Recovery Controller 構成を評価し、アプリケーションの RTO と RPO の達成に役立つ改善を推奨できるようになりました。

新しくサポートされたサービスは、Resilience Hub がサポートされているすべての AWS リージョンで利用できます。各リージョンで利用できるサービスの最新情報については、AWS リージョン別のサービス表をご覧ください。

Resilience Hub の詳細については、製品ページまたは技術ドキュメントをご覧ください。