投稿日: Sep 21, 2022

AWS CloudFormation では、Amazon EventBridge のイベント通知が利用できるリージョンを AWS アジアパシフィック (ジャカルタ) にまで拡大しました。これらのイベント通知を使用して、疎結合のイベント駆動型アプリケーションを構築およびスケールできます。CloudFormation スタック、またはスタック内のリソースが作成、更新、または削除された時点でアクションをリアルタイムでトリガーできます。使い捨てのカスタムコードを記述したり、新しいソフトウェアを開発したりする必要はありません。

今回のリリースにより、ジャカルタリージョンの AWS アカウントでも、Amazon EventBridge で CloudFormation イベント通知を使用できるようになりました。これらのイベント通知には、(1) CloudFormation リソースのステータスの変更、(2) CloudFormation スタックのステータス変更、(3) CloudFormation ドリフト検出のステータス変更が含まれます。ジャカルタリージョンにデプロイされたスタック、またはスタック内のリソースに対して即時トリガーされる、このようなイベント通知に関するルールを EventBridge で作成できます。例えば、ジャカルタを含むアジアパシフィックリージョンにデプロイされている CloudFormation スタックへのドリフトを自動的に修復するアプリケーションを作成できます。CloudFormation イベント通知を活用したクリエイティブなソリューションが構築されることを期待しています。

この機能は、米国東部 (オハイオ、バージニア北部)、米国西部 (北カリフォルニア、オレゴン)、アフリカ (ケープタウン)、アジアパシフィック (香港、ジャカルタ、ムンバイ、大阪、ソウル、シンガポール、シドニー、東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト、アイルランド、ロンドン、ミラノ、パリ、ストックホルム)、中東 (バーレーン)、南米 (サンパウロ) の各 AWS リージョンで一般提供中です。AWS マネジメントコンソールを数回クリックして、または EventBridge の AWS CLI コマンドを実行して、使用を開始できます。詳細については、CloudFormation のドキュメントを参照してください。これらのイベントは EventBridge で無料でご利用いただけます。