投稿日: Sep 8, 2022

AWS CloudFormation は、CloudFormation テンプレート言語の拡張機能をサポートする新しい変換の一般提供を発表しました。AWS CloudFormation は、JSON または YAML でフォーマットされたテキストファイルのテンプレートを作成することにより、AWS やサードパーティーのリソースをモデル化、プロビジョニング、管理することができる Infrastructure as Code (IaC) サービスです。このリリースでは、「AWS::LanguageExtensions」という言語変換が導入されています。 テンプレートで宣言すると、この言語変換によってテンプレート言語の拡張が可能になります。リリース時に含まれているのは、長さ (Fn::Length) と JSON 文字列変換 (Fn::ToJsonString) の新しい組込み関数、更新ポリシーや削除ポリシーにおける組み込み関数および擬似パラメータ参照 のサポートです。

これらの新しい言語拡張機能は、Language Discussion Github リポジトリを介してなされた、CloudFormation のより大きなコミュニティとのオープンディスカッションの結果です。このリポジトリでは、お客様が言語機能をリクエストしたり、新しい言語機能の RFC (Request for Comments) 提案についてフィードバックを残したりすることができます。組み込み関数 [Fn::Length] は、配列または配列を返す組み込み関数内の要素数を返します。組み込み関数 [Fn::ToJsonString] は、オブジェクトまたは配列を、対応する JSON 文字列に変換します。最後に、組み込み関数を使用して、DeletionPolicy および UpdateReplacePolicy のリソース属性を定義できます。新しい言語拡張機能について、推奨したり意見を提供したりするには、Language Discussion リポジトリにアクセスしてください。

言語拡張機能の変換は、米国東部 (オハイオ、バージニア北部)、米国西部 (オレゴン、北カリフォルニア)、カナダ (中部)、欧州 (アイルランド、フランクフルト、ロンドン、ストックホルム、パリ、ミラノ)、アジアパシフィック (香港、ジャカルタ、ムンバイ、大阪、ソウル、シンガポール、シドニー、東京)、南米 (サンパウロ)、中東 (バーレーン)、およびアフリカ (ケープタウン) のリージョンで一般提供されています。詳細については、AWS リージョン表をご覧ください。

詳しくは、CloudFormation のドキュメントを参照してください。