投稿日: Nov 2, 2022

Amazon S3 on Outposts では、容量管理を最適化するための追加の S3 ライフサイクルルールをサポートするようになりました。オブジェクトが古くなったり、新しいバージョンに置き換わったりした場合にオブジェクトを期限切れにすることで、ストレージ容量を最適化できるようになりました。プレフィックス、オブジェクトタブまたはオブジェクトサイズでフィルタリングすることにより、Outpost のバケット全体、またはバケットのオブジェクトのサブセットの S3 ライフサイクル構成を使用できます。

今回のリリース以前は、ライフサイクルルールを使用して年数や日付を基にオブジェクトの削除を開始できました。今回、オブジェクトの現在のバージョンを期限切れにして、最新でないバージョンを完全に削除するための、きめ細かな管理が追加されました。これにより、S3 Outposts のストレージ容量をより簡単に最適化できます。

Amazon S3 on Outposts では、低レイテンシー、ローカルデータ処理、データレジデンシーのニーズを満たすため、オンプレミスの AWS Outposts ラック環境にオブジェクトストレージを提供します。S3 API と機能を使用することにより、S3 on Outposts は Outposts のデータの保存、セキュリティ保護、タグ付け、取得、レポート、アクセスの制御をより簡単にします。AWS Outposts ファミリーのひとつである Outposts ラックは、AWS のインフラストラクチャ、サービス、ツールをほぼすべてのデータセンター、コロケーションスペース、オンプレミスの施設に拡張し、真に安定したハイブリッドエクスペリエンスを実現するフルマネージドサービスです。

ライフサイクルルールはAWS Outposts ラックが利用可能なすべての AWS リージョンで、追加料金なしで使用できます。使用の開始や詳細については、S3 on Outposts のページにアクセスするか、ドキュメントをお読みください。