投稿日: Nov 17, 2022
Application Load Balancer は、ロードバランサーのノードと同じゾーンにあるターゲットにのみトラフィックをルーティングすることができるようになりました。これにより、複数のゾーンにわたって Application Load Balancer を使用していてもソフトウェアのスタックのゾーンごとの分離を維持することができ、ゾーンごとの失敗時の可用性が向上します。
ターゲットグループごとやリージョンごとにクロスゾーン負荷分散をオフに設定することが可能になりました。また AWS SDK を使用して、1 つ以上のロードバランサーと関連する複数のターゲットグループに対し、プログラムによってクロスゾーン負荷分散をオフに設定することもできます。この機能はバックグラウンドでシナリオを自動スケーリングするのに役立ち、確実にターゲットアプリケーションが AZ ごとにスケーリングされます。またこの機能には、既存のロードバランサーの各種メトリクス向けに必須のゾーンごとのディメンションが追加されました。
クロスゾーン負荷分散をオフに設定するのに追加費用はかかりません。この機能は、すべての商用 AWS リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンでご利用いただけます。詳細については、ALB のドキュメントをご覧ください。