投稿日: Nov 17, 2022

AWS Resilience Hub では、Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) と AWS Trusted Advisor をサポート対象サービスに追加しました。AWS Resilience Hub は、アプリケーションのレジリエンスを定義、検証、追跡するための単一の場所を提供し、ソフトウェア、インフラストラクチャ、または運用の中断による不要なダウンタイムを回避できるようにします。 

今回のリリースにより、AWS Resilience Hub を使用して、Amazon SNS の設定 (サブスクライバーを含む) を分析することでアプリケーションを評価し、アプリケーションの目標復旧時間 (RTO) と目標復旧時点 (RPO) を満たすのに役立つ推奨事項を受け取ることができるようになりました。

AWS Trusted Advisor を使用すると、アカウントに関連付けられたアプリケーションで AWS Resilience Hub によって評価されたものを確認できるようになりました。AWS Trusted Advisor には、最新のレジリエンススコアが表示され、レジリエンスポリシー (RTO と RPO) が満たされているかどうかが示されます。評価を実行するたびに、AWS Resilience Hub によって AWS Trusted Advisor の結果が最新に更新します。

また、AWS Resilience Hub では、Amazon Route 53 Application Recovery Controller (ARC) のサポートを拡大しました。AWS Resilience Hub と Amazon Route 53 ARC を使用して、Elastic Load Balancing (ELB) と Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) の評価と推奨事項を受け取ることができるようになりました。AWS Resilience Hub は、AWS Auto Scaling グループと Amazon DynamoDB 向けの Amazon Route 53 ARC も引き続きサポートします。

AWS Resilience Hub では、AWS Backup のサポートも拡大しました。AWS Resilience Hub と AWS Backup を使用して、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)、Amazon DynamoDB、Amazon Aurora の評価と推奨事項を受け取ることができます。AWS Resilience Hub は、Amazon Relational Database Service (Amazon RDS)、Amazon Elastic File System (Amazon EFS)、Amazon Elastic Block Storage (Amazon EBS) 向けの AWS Backup も引き続きサポートします。

新しくサポートされたサービスは、Resilience Hub がサポートされているすべての AWS リージョンで利用できます。各リージョンで利用できるサービスの最新情報については、AWS リージョン別のサービス表をご覧ください。

Resilience Hub の詳細については、製品ページまたは技術ドキュメントをご覧ください。