投稿日: Dec 16, 2022

本日より、汎用の Amazon EC2 M6a インスタンスと、コンピューティングに最適化された Amazon EC2 C6a インスタンスが、米国西部 (北カリフォルニア)、アジアパシフィック (シンガポール、シドニー、東京)、欧州 (ロンドン) の各リージョンでご利用いただけるようになりました。M6a および C6a インスタンスは、最大 3.6 GHz のオールコアターボ周波数を備えた第 3 世代 AMD EPYC プロセッサを搭載しています。M6a インスタンスは M5a インスタンスと比較して最大 35% 優れた価格パフォーマンスを提供し、C6a インスタンスは C5a インスタンスと比較して最大 15% 優れた価格パフォーマンスを提供します。M6a と C6a のインスタンスのコストは、いずれも同等の x86 ベースの EC2 インスタンスに比べて 10% 低くなります。これらのインスタンスは、専用ハードウェアと軽量ハイパーバイザーを組み合わせた AWS Nitro System で構築されています。同システムは、ホストハードウェアのコンピューティングリソースおよびメモリリソースすべてを実質的にお客様のインスタンスに提供し、全体的なパフォーマンスおよびセキュリティを改善します。

M6a および C6a インスタンスでは、スケーラビリティ向上のために 32xlarge、48xlarge、ベアメタルの 3 つの新しいインスタンスサイズが提供されます。M6a インスタンスの最大インスタンスサイズは vCPU 192 個とメモリ 768 GiB で、C6a インスタンスの最大サイズは vCPU 192 個とメモリ 384 GiB です。これらのインスタンスは SAP 認定を取得しており、最大 50 Gbps のネットワーク速度と 40 Gbps の帯域幅を Amazon Elastic Block Store に提供します。これらのインスタンスでは Elastic Fabric Adapter を利用することもできます。これにより、ハイパフォーマンスコンピューティング (HPC) や動画処理などのワークロード向けに、低レイテンシーでスケーラビリティに優れたノード間通信が可能になります。

今回のリージョン追加により、M6a および C6a インスタンスは、米国東部 (バージニア北部、オハイオ)、米国西部 (オレゴン、北カリフォルニア)、アジアパシフィック (ムンバイ、シンガポール、シドニー、東京)、欧州 (フランクフルト、アイルランド、ロンドン) の各 AWS リージョンでご利用いただけるようになります。これらのインスタンスは、Savings Plans、リザーブド、オンデマンド、およびスポットインスタンスとして購入できます。使用を開始するには、AWS マネジメントコンソールAWS Command Line Interface (AWS CLI)、および AWS SDK にアクセスしてください。詳細については、M6a インスタンスおよび C6a インスタンスのページを参照してください。