投稿日: Dec 21, 2022

本日、Amazon Neptune は Neptune Notebook で JupyterLab 3 のサポートを開始することを発表しました。このサポートにより、Neptune Workbench を使用するデベロッパーやデータサイエンティストの生産性が向上します。この更新により、JupyterLab を使用して AWS マネジメントコンソールで Neptune Notebook を起動し、コード作成、デバッグ、最新のオープンソース JupyterLab 拡張機能のサポートなど、デベロッパーツールを備えた最新のインタラクティブな開発環境 (IDE) にアクセスできるようになります。 

JupyterLab インターフェイスでは、統合デバッガーなどの IDE ツールを使用して、コードをビルドしながら変数を検査しブレークポイントをステップスルーできます。例えば、JupyterLab の Neptune Python インテグレーションを利用して、グラフ分析ワークロードをインタラクティブに構築、テスト、実行できます。さらに、Language Server 拡張機能を使用すると、タブ補完、構文の強調表示、参照へのジャンプ、ノートブックやモジュール間での変数の名前変更など、最新の IDE 機能を有効にして、生産性を大幅に向上させることができます。

この機能は、Amazon Neptune Workbench が利用可能なすべての AWS リージョンで利用できます。デフォルトでは、新しい Neptune Notebook は Amazon Linux 2、JupyterLab 3 環境を使用して作成されます。Neptune Notebook は、Amazon SageMaker ノートブックインスタンスによってホストされ、料金も SageMaker ノートブックインスタンスとして請求されます。ノートブックインスタンスが準備完了状態にある間、そのインスタンスに対して料金が請求されます。 

利用を開始するには、AWS マネジメントコンソールで新しい Neptune Notebook を作成し、ノートブックが [Ready] (準備完了) 状態になったら [Open Jupyter] (Jupyter を開く)または [Open JupyterLab] (JupyterLab を開く) を選択します。30 種類以上のドキュメントが含まれるチュートリアルノートブックを確認して、サンプルグラフアプリケーションやグラフクエリの基本を学ぶことができます。  詳細および既存の Neptune Notebook を Amazon Linux 2 環境への移行については、こちらのブログ記事Amazon Neptune ユーザーガイドを参照してください。