投稿日: Mar 17, 2023

Amazon CloudWatch Logs では、Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC) フローログのバージョン 3 から 5 で導入されてデフォルトのフィールドに追加された豊富なメタデータの取り込みをサポートするようになりました。今回のリリースには、ネットワークインターフェイス、トラフィックタイプ、送信先までの送信トラフィックの経路に関する、より詳細なインサイトを提供するメタデータフィールドが含まれています。

VPC フローログの豊富なメタデータフィールドによって、ログデータから有意な情報を抽出するための追加の計算や分析に関連する運用上のオーバーヘッドが削減されます。VPC フローログを使うと、VPC トラフィックの監視、ネットワークにおける依存関係の調査、ネットワーク接続の問題のトラブルシューティング、ネットワークの脅威の特定を行うことができます。

使用を開始するには、Amazon VPC コンソールで新しいフローログのサブスクリプションを作成し、メタデータフィールドのセットを選択して CloudWatch Logs を送信先に指定します。フローログ配信の設定時に、ログ形式のドロップダウンの一覧から、利用可能なメタデータフィールドを選択できます。これには、ロケーション (リージョン、アベイラビリティーゾーン ID、サブロケーション ID、サブロケーションタイプ) を特定する新しいフィールドや、Transmission Control Protocol (TCP) などの既存のフィールドが含まれます。 

 VPC フローログのバージョン 3 から 5 に対するサポートは、Amazon CloudWatch Logs が利用可能なすべての商用リージョンと AWS GovCloud (米国) で開始されています。利用可能なリージョンの詳細については、AWS リージョンの表を参照してください。

詳細については、Amazon CloudWatch Logs の料金ページにアクセスして Vended Logs の料金をご確認ください。Amazon CloudWatch Logs の詳細については、ドキュメントを参照してください。