投稿日: Mar 29, 2023

Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) C6in インスタンスを利用できるリージョンが増えました。追加されたのは、欧州 (ストックホルム)、中東 (バーレーン)、アジアパシフィック (ジャカルタ、ムンバイ、シドニー)、アフリカ (ケープタウン)、南米 (サンパウロ)、カナダ (中部)、AWS GovCloud (米国東部) です。このインスタンスは第 3 世代インテル Xeon スケーラブルプロセッサを搭載しており、オールコアのターボ周波数は最大 3.5 GHz です。また最大 200 Gbps のネットワーク帯域幅を提供する最初の x86 ベースの Amazon EC2 インスタンスです。

C6in インスタンスは、専用ハードウェアと軽量ハイパーバイザーを組み合わせた AWS Nitro System で構築されています。このシステムは、ホストハードウェアのコンピューティングリソースおよびメモリリソースを実質的にすべてお客様のインスタンスに提供し、全体的なパフォーマンスおよびセキュリティを改善します。より広いネットワーク帯域幅を利用して、アプリケーションのパフォーマンスをスケールできます。例えば、ネットワーク仮想アプライアンス (ファイアウォール、仮想ルーター、ロードバランサー)、Telco 5G User Plane Function (UPF)、データ分析、ハイパフォーマンスコンピューティング (HPC)、CPU ベースの AI/機械学習ワークロードで利用できます。

C6in インスタンスには、ベアメタルサイズを含めて 10 種類のサイズがあり、最大 128 基の vCPU を搭載できます。また、Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) の帯域幅は最大 80 Gbps で、1 秒あたりの入出力オペレーション (IOPS) は最大 350,000 です。これは、EC2 インスタンスの中で最も高い Amazon EBS パフォーマンスです。C6in インスタンスは、32xlarge およびメタルサイズでの Elastic Fabric Adapter (EFA) ネットワークをサポートしています。

C6in インスタンスを利用できる AWS リージョンには、米国東部 (オハイオ、バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、アジアパシフィック (シンガポール、東京)、AWS GovCloud (米国西部) もあります。詳細については、Amazon EC2 C6in インスタンスを参照してください。使用を開始するには、AWS マネジメントコンソールAWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI)AWS SDK のいずれかにアクセスします。