投稿日: Mar 10, 2023

Amazon Route 53 Resolver エンドポイントが IPv6 に対応しました。これにより、IPv6 アドレスを使用して、オンプレミスのドメインネームシステム (DNS) サーバーへのトラフィック転送や、オンプレミス DNS サーバーからのトラフィックの解決を行えるようになりました。 

Amazon Route 53 は、可用性とスケーラビリティに優れたクラウド DNS サービスです。Amazon Route 53 Resolver エンドポイントを使用すると、ハイブリッドクラウド全体でシームレスな DNS クエリ解決が有効になるため、ハイブリッドクラウド設定の管理が簡単になります。この機能により、IPv6 アドレスを持つインバウンドエンドポイントを作成して、お客様のネットワークから受信した DNS クエリを受け入れることが可能になりました。また、アウトバウンドエンドポイントを作成して、1 つ以上の Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC) から、IPv6 アドレスを持つお客様のネットワーク上の DNS サーバーに DNS クエリを転送することも可能になりました。IPv4、IPv6、IPv4/IPv6 の両方の DNS クエリ解決に対応したデュアルスタックという、3 種類のエンドポイントを選択できます。

IPv6 のサポートは、AWS GovCloud (米国) リージョンを含め、Route 53 Resolver エンドポイントを提供中のすべての AWS リージョンで利用可能です。提供状況の詳細については、AWS リージョン表を参照してください。

Route 53 Resolver エンドポイントの設定には、AWS マネジメントコンソール、AWS CLI、AWS SDK、Amazon Route 53 API を使用します。Route 53 Resolver エンドポイントとその料金の詳細については、同サービスのドキュメントウェブサイトをご確認ください。