投稿日: Jun 2, 2023

本日、Amazon HealthLake で、Fast Healthcare Interoperability Resources (FHIR) を使用しているお客様の、健康データの相互運用性を簡素化する、3 つの新機能がリリースされました。プレビュー版でリリースされた Amazon HealthLake は、FHIR の SMART、患者アクセス API、FHIR バルクデータアクセスのサポートを開始しました。SMART on FHIRは、ユーザーとアプリケーションに FHIR データへの安全なアクセスを許可し、患者アクセス API は、患者および医療提供者向けのアプリケーションを強化し、FHIR バルクデータアクセス API は、医療データの安全なやりとりを可能にします。これらの新機能は、既存の Amazon Healthlake API と連携し、EHR、ISV、SI を支援して、ONC や CMS の患者アクセスルールに準拠したアプリケーションを、医療機関がすばやく構築できるようにします。

Amazon HealthLake は、医療機関やライフサイエンス組織が健康データを安全に保存、変換、処理、分析することを可能にする、フルマネージド型の HIPAA 対応サービスです。さまざまな未加工データソースの健康データを正規化して FHIR データストアに保存し、HealthLake FHIR ベースの API を活用して、インタラクティブなアプリケーションと相互運用のワークフローを構築できます。また、お客様は HealthLake Analytics モジュールを活用して、FHIR データを分析可能な形式に変換することもできます。HealthLake のデータストアは、SQL クエリ用の Athena、ビジュアライゼーション用の QuickSight、トレーニングや ML モデルからの推論用の SageMaker などの AWS Analytics ツールと簡単に統合できます。

これらの新機能は、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (ムンバイ) でご利用いただけます。全リージョンについては、AWS リージョン表を参照してください。

詳細については、Amazon HealthLake の製品ページを参照してください。