投稿日: Jul 20, 2023

AWS IoT Device Defender のルール検出機能で、各デバイスの切断時間をモニタリングする新しい切断時間メトリクスのサポートを開始しました。この追加のメトリクスを使用すると、デバイスの接続が切断されていた時間を追跡して、デバイスが期待どおりに動作しているかどうかを確認できます。また、事前に定義されたしきい値レベルでアラームを設定し、デバイスの接続に持続的な問題が発生した場合にアラートを受け取ることもできます。

信頼性の高い接続は、あらゆる IoT ソリューションが効果的に機能するための基本です。しかし、さまざまな原因により接続が損なわれてデバイスの動作が中断される場合があります。新しい切断時間メトリクスを使用すると、フリート全体でのアクティブな接続状態をより簡単にモニタリングしたり、事前に定義された時間を超えてデバイスが切断されている場合に通知を受け取ったり、対象を絞ったトラブルシューティングを実行したり、潜在的なセキュリティ上の影響を評価したりできます。このメトリクスで検出された異常デバイスは、AWS IoT Device Management 内のフリートインデックスを使用することでクエリを実行して対象を絞り込んだり、ジョブを使用して無線通信による更新やその他の緩和アクションを実行したりすることもできます。

切断時間メトリクスは AWS IoT コンソールと AWS CLI から取得できます。このメトリクスは ListMetricValues API でもサポートされているため、デバイスの合計切断時間の特定など、具体的なクエリを記述できます。

切断時間メトリクスの使用を開始する方法のステップバイステップガイドについては、このブログをご覧ください。その他のドキュメントについては、『AWS IoT Device Defender デベロッパーガイド』の「クラウド側のメトリクス」を参照してください。切断時間メトリクスは、AWS IoT Device Defender が提供されているすべての AWS リージョンでご利用いただけます。AWS IoT Device Defender の詳細については、ウェブサイトをご覧ください。