投稿日: Jul 3, 2023

AWS Systems Manager の機能である Parameter Store では、GetParameter API で 1 秒あたりのトランザクション数 (TPS) が最大 10,000 件までサポートされるようになりました。これは、以前の 3,000 TPS の制限から増加しています。Parameter Store を使用すると、設定データとシークレットを階層的なキーと値のペアとして安全に保存できます。API キー、サブネット ID、パスワードなどのパラメータを柔軟に保存でき、それらのパラメータをコード内および AWS Lambda、Amazon EC2、AWS CloudFormation などの AWS サービスを通じて参照できます。この API 制限の引き上げにより、API スロットリングでパフォーマンスを犠牲にすることなく、トラフィックの多いアプリケーションや要求の厳しいワークロードを Parameter Store で簡単にサポートできるようになります。

10,000 TPS の制限は、ご自分の Parameter Store アカウントで高スループットの設定を有効にした場合に利用できます。高スループットの設定がすでに有効になっている場合は、追加の手順なしで 10,000 TPS を今すぐ使い始めることができます。

Parameter Store で高スループットを有効にするには、ドキュメントをご覧ください。価格の詳細については、システムマネージャーの料金ページをご覧ください。この機能は、AWS Systems Manager が提供されているすべての AWS リージョンでご利用いただけます。

2023 年 9 月 8 日: 1 秒あたり 10,000 件の API トランザクションは、GetParameter API でのみサポートされています。GetParameters や GetParametersByPath など、他の API の制限を確認するには、AWS Systems Manager エンドポイントとクォータをご覧ください。