投稿日: Aug 30, 2023

本日より、Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) for Oracle は、シングルテナント構成で実行されるマルチテナントコンテナデータベース (CDB) アーキテクチャの DB インスタンスにおける Oracle タイムゾーンファイルの自動アップグレードをサポートします。Oracle タイムゾーンファイルの自動アップグレード機能は、DB インスタンスの夏時間 (DST) タイムゾーンファイルのバージョンを自動アップグレードする方法を提供します。

これまで、データベースに TIMESTAMP WITH TIME ZONE データ型のタイムゾーンがあり、最新のタイムゾーン定義にアップグレードしたいお客様は、新しい DB インスタンスをプロビジョニングし、データを手動で移行する必要がありました。今後、これらのお客様は、現在のタイムゾーンファイルバージョンから DB インスタンスで利用可能な最新バージョンへのアップグレードを自動化して、この機能の恩恵を受けることができるようになりました。

RDS コンソールで Oracle タイムゾーンファイルの自動アップグレード機能を有効にするには、TIMEZONE_FILE_AUTOUPGRADE オプションを オプショングループに追加し、新規または既存の DB インスタンスに適用します。あるいは、AWS CLI で add-option-to-option-group コマンドを使用して TIMEZONE_FILE_AUTOUPGRADE オプションを追加します。

詳細については、タイムゾーンファイルの自動アップグレードのドキュメントを参照してください。インスタンス、ストレージ、データ転送の最新の料金、およびご利用いただけるリージョンについては、Amazon RDS for Oracle 料金表を参照してください。