投稿日: Sep 20, 2023
Amazon CloudWatch は、Amazon RDS Performance Insights メトリクスで CloudWatch アラームとダッシュボードを作成する、DB_PERF_INSIGHTS () という新たな Metric Math 関数のサポートを発表しました。
RDS Performance Insights はデータベースパフォーマンスのチューニングを行うツールで、データベースの負荷をすばやく評価し、いつどこに措置を講じたらよいかを判断するのに役立ちます。CloudWatch Metric Math を使用すると、複数の CloudWatch メトリクスをクエリしたり、Math の数式を使用してこれらのメトリクスに基づいて新しい時系列を作成したりできます。RDS Performance Insights 用のこの新しい Metric Math 関数を使用すると、CloudWatch の RDS Performance Insights メトリクスでクエリ、アラーム、グラフ化を行うことができます。
CloudWatch コンソールで、[メトリクスを選択] 画面の [数式を追加] ドロップダウンメニューをクリックすると、新しい Metric Math 関数を使用できます。これにより、Performance Insights メトリクス、または CloudWatch メトリクスと Performance Insights メトリクスの組み合わせでアラームやグラフを作成できます。これには、1 分未満のメトリクスの高分解能アラームも含まれます。または、CloudWatch の GetMetricData API へのリクエストに Metric Math の数式を含めることで、新しい関数をプログラムで使用することもできます。
この新しい Metric Math 関数は、Sinnet 運営の Amazon Web Services 中国 (北京) リージョン、NWCD 運営の Amazon Web Services 中国 (寧夏) リージョン、AWS GovCloud (米国西部、米国東部) リージョンなど、すべての商用 AWS リージョンで利用できるようになりました。CloudWatch Metric Math の詳細については、CloudWatch の公式ドキュメントを参照してください。CloudWatch の料金の詳細については、Amazon CloudWatch の料金ページを参照してください。