投稿日: Oct 6, 2023

Amazon QuickSight では、コードを 1 行も記述することなく Amazon SageMaker Canvas で作成した機械学習 (ML) モデルを使用して予測分析を行えるようになりました。 QuickSight の作成者は、データを SageMaker Canvas にエクスポートし、ML モデルを構築し、それから使用するために QuickSight に共有して戻すことができます。これにより、より的確なインサイトが得られる予測ダッシュボードを構築できます。この新しい機能により、分析を記述的機能から予測的機能に進化させることができ、組織全体がビジネスの先進的な視点を持つことができるようになります。

従来の分析では、過去データと現在のデータを要約して、何が起こったのか、現在何が起こっているのかを示しました。ただし、より適切なビジネス上の意思決定を行うための重要な要素は、正確な予測を使用して何が起こり得るかを理解することです。すぐに作業を始めて、QuickSight から Canvas にデータを送信し、データサイエンスの知識がなくても、コーディングせずに ML モデルを構築およびトレーニングできます。その後、そのモデルを QuickSight で使用し、新しいデータについて正確な予測を生成できます。さらに、可視化によるインサイトの取得、予測ダッシュボードの構築、ステークホルダーへの共有を行えます。これにより、解約予測、出荷時間、ローン承認など、さまざまなユースケースで望ましいビジネス成果を得るためのより良い意思決定ができるようになります。

QuickSight の予測分析は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (ムンバイ) の各リージョンで利用できます。詳細については、製品ドキュメントを参照してください。